怒りたくなかったのに、やっぱり怒ってしまった今日は穏やかに過ごしたいな、と思っていた。 朝のコーヒーを飲みながら、今日は余裕を持とうと考えていたはずだった。 でも現実は、同じ注意を何度もして、片付かない部屋を見て、 気づいたら声が大きくなっていた。 言った瞬間に「あ、まただ」と分かるのに、どうしても止められない。 怒ったあと、子どもが少し黙る時間がある。 その沈黙がいちばんつらい。 言いすぎたかな、でも言わなきゃ伝わらないし、と頭の中で言い訳が始まる。 謝るタイミングを探しながら、うまく言葉が出てこない。 大人なのに、感情の処理が追いついていない。 夜、寝る前に隣に座って本を読んだ。 特別なことはしないけど、同じページを一緒に眺める。 それだけで昼間の空気が少し和らいだ気がした。 怒らなかった日より、怒ってしまった日のほうが多いかもしれない。 それでも一緒に一日を終えているなら、 少しずつやり直しながら進んでいると思いたい。 完璧な対応はできなくても、 後悔する気持ちがあるなら、それはまだ大丈夫な証拠だと信じたい。 |